whenな英語
I stay home when it rains.
この英語を聞いたときどう思いますか?
「雨降りには家にいる」ということだな・・・と何の問題もありませんね。
でもこんな疑問を持ったことはありませんか?
「なぜ英米人はWhen it rains, I stay home.と言わないんだろう?」と。
(もちろんそうも言いますが、多くの場合whenは後で言うでしょう)
さらにこうも思ったのではありませんか。
「なぜ英米人はwhen it rainsという大事なことを『一時保留』にして話せるんだろう?私たち日本人はそれを覚えておいて頭の中で並べ替えるのにえらく大変なのに。英米人の頭ってどうなってるんだろう?」
この例では、I stay home when it rains.という短い文ですからまだ覚えておけますが、もっと長い文だったら、とてもとても大変ですね。
さあ、なぜ英米人はかくも長い文を「保留して」聞いたり話したりできるのでしょう?
答は・・・そうですね、英米人が「保留して」いるわけではなくて、そういう順序で考えているのですよね。
「保留して」いると感じるのは、私たちが日本語の順序を基準にして受け取るからですね。ここに私たちが英語を苦手とする大きな原因があります。
だったら「保留」しないで、聞こえたまま受け取っていけばなんの苦労もありません。英語の順序に合わせましょう。
しばらく練習すれば慣れます。不可能ではありません。
これはKumiko先生の多読tips(16)(クリック)を読んで思ったことです。