present 贈り物?現在?

生徒さんと(オンラインで)対話しているとハッと初心に返るような毎日です。

presentという英語に現在という意味があると知って感動している生徒さんの様子に感動させられます。

思い返せば何十年も昔、贈り物present現在presentがあると知ったときはやはり目からウロコだったと思いますが・・・忘れてしまいました。

それはともかくなぜpresentにこんなかけ離れた意味があるのでしょうか。
辞書を開けばすぐわかります。

presentはもともとラテン語、そしてフランス語に入ったものだそうです。

元の意味は「手元にある」という意味のことでした。

出席を取る時に”Yes!“という返事もあれば”Present!“という返事もあります。「ここにいます/あなたの目の前にいます」ということです。

The people present all agreed.(出席者は全員賛成した)
のように使われます。

その場にある/いる、から「現在/現在の」という意味も出来ました。

手元にある、から「渡す(動詞)」や「贈り物(名詞)」になりました。

辞書には3つの別の単語として紹介されていますが、元々は一緒だったことがわかります。

分かれた枝先を見るとかけ離れて見えますが、視点をぐ~っと引いて見れば源流が見えてきます。

やはり日本語に訳すと枝先になってしまいがちです。
イメージでとらえると太古のロマンを感じ取ることができます。

   

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——今日のじゃれマガ——
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★今日のじゃれマガーその要旨
今日は世界は最初の英語の辞書が誕生した日だそうです。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・小説でも伝記でもない・・・「AでもBでもない」はnot A or B です。andではありません、ご注意。
※ 編者はなぜ作ろうと思い立ったのか知りたいですね。

★今日のじゃれマガ 全文
The First Great English Dictionary
On April 15, 1755, a great book was published in London. It wasn’t a novel or a biography. It was a dictionary of the English language. These days, a dictionary is written by a group of people called editors, but Samuel Johnson basically wrote this dictionary by himself. He worked for more than 8 years and included over 42,000 words. He wrote a definition of each word, but then he found sentences of great English writers such as Shakespeare, Milton, and Dryden to show how the words were used. For 150 years, Johnson’s dictionary was the number one dictionary of English.

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