permanent bench
permanentと聞けば、髪の毛のpermanent waveを一番に思い浮かべる人が多いでしょうか。
「永久の」という日本語とセットで覚えている人も多いと思います。
だったらpermanent benchといったら「永久のベンチ」ということになりますか。
答は写真のようなものです。
作りつけ、固定式、動かせない・・・そんな意味でもpermanentが使われるのですね。
この夏学校近くの公園で子供たちのクラスをやったときPhilip先生が言うのを聞いて、私も知りました。
permanent=永遠の
という覚え方、よくないですね。
私の大好きな絵本に”Alice the Fairy”という本があります。
妖精になるために日々トレーニングをしている女の子のお話です。
Aliceはお話の最初に、”I’m not a permanent fairy. I’m a temporary fairy. You have to pass a lot of tests to be a permanent fairy.” と言っています。邦訳本は見ていませんが、ここで言うpermanentとtemporaryのイメージは、「正規」と「仮」であったり、「完全」と「見習い」であったりします。
何をやっても失敗ばかりのAliceは、お話の最後で、こう言っています。 “I’ll probably be a temporary fairy forever.” 実は、背中に紐で羽を縛りつけて、髪にティアラをつけたとってもかわいい女の子です。今度お持ちしますね ^^
本待ってます。
永久歯という言葉はいかにもpermanent toothの直訳ですね。
permanent memberは(国連の)常任理事国。
permanentは「永久」という日本語ほど永久じゃないですね。
「常に、いつでも、常在の」と程度の感じですね。
だからtemporaryと対照的な言葉なんですね。
「永続的な」とか「常に、いつでも、常在の」という感じはわかったような気がします。
「作りつけ、固定式、動かせない・・・」といえば、stationary(習いたてです!)しか思いつかないのですが、permanentにもそのような意味があるのでしょうか?
permanent=永遠の、永久の、というのはどこからやってきたのでしょう? やはり中学英語でしょうか? 私の中にも刷り込まれていました。
今じゃ、涙ぐましい努力をしても刷り込むことは難しいのに、
10代の頃はさらっと習ってするっと覚えたんでしょうね。
まったく馬鹿らしいったらありゃしない。
「作りつけ、固定式、動かせない・・・」としたのはベンチに関して言えることですね。ごめんなさい、一般的に「固定した」という意味ではありません。
Oxfoed英英では次のような説明です。これが分り易いです。
remain unchanged indefinitely・・・訳すとすれば「無期限で変わらない」。。。
本当に訳に頼ると第2第3の誤解を生みますね。
ベンチと言えば浦島さんと千葉さんの名曲「冬のベンチ」ですね~でも写真のベンチ前脚がないので大人が座るのには少し不安定でパーマネントでないかもしれませんね~足からず!
落葉さん、写真は夏のベンチです。
ぜひパーマネントにコメント下さいね。