GHQの陰謀?

日本人が未来永劫(えいごう)英語が上手にならないように、戦後GHQ*によって陰謀がなされた、という面白い話を聞きました。
デーブ・スペクター氏の創作だという話もある・・・Kumiko先生からの情報です。
そして戦後70年近くたつのに日本政府は今もその言いつけを守り続けている…と続きます。

もちろんこれは冗談だとしても、それほど日本人が英語を不得意にしていることは残念ながら事実です。

数学の公式のような文法解説を展開して、英語を難しく難しくしているように私には思えます。難しく考えるから、「即座に話すなど神業」と思ってしまいます。文法を勉強すればするほど、文法が当てはまらない英語に出会って、ひたすら「私は頭が悪い」「まだ勉強が足りない」と自分を責めてしまいます。

戦後何十年たっても、文法と日本語訳を旨とする日本人の英語観は変わりません。これではGHQの陰謀と思いたくもなります。

さあ、GHQに逆らって自然に英語を身に付けましょう。

ただし・・・誤解しないでくださいね。
文法が必要ないといっているのではありません。基本的な文法(おおむね中学校英語)はしっかり身につけなくてはいけません。

私がこの頃思っている日本の勉強法の問題点は次の2点です。
①十分な量の英語を吸収しようとしない…量の必要性に気付いていない。
②あまりに細かな文法まで気にしすぎる…勉強で身につくものと誤解している。
また稿を改めて書かなくてはならなくなりました。

*GHQ:General Headquarters(連合国軍最高司令官総司令部)。戦後、占領下の日本を統治するための組織。敗戦国日本にとって逆らうことのできない最高権力だった。

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