aroundは便利
11/19のじゃれマガはこんな書き出しでした。
Ready-to-eat food has been around for a long time.
ready to eatとは「食べる用意が出来ている」→「すぐ食べられる」。つまりready-to-eat foodとはインスタント食品などを指すと考えていいですね。
has been aroundで「はて?」と思った人も多いと思います。
be aroundは「(身の)周りにある」ですから「一般化した/普及した」というような感じです。とてもよく使われます。
上の例文は「インスタント食品が一般化してからずいぶん経ちます」という感じです。
次のようにも使われますから便利な表現です。
How long has he been around?
彼が世に出てからどのくらいになる?
こんなことを書くとNさんから「どの単語が『世に出る』なんですか?」と問い詰められそうですが。。。
芸能人についてならば「人気が出てから」でしょうし、政治家のことなら世間の注目を集めてからを言うでしょう。モノのことなら普及してからを表します。
日本語でも、「本を出版する」を日常の言葉では「本を出す」といいますね。
イメージを大切にしましょう。
aroundは便利と言うよりはこんな意味があるとは知りませんでした。How long・・・・私の直訳ですと、彼はどの位あちこちにいたのですか?う~ん何か変だな~。想像力の乏しい人は英語が苦労しますね。English needs imagination。l think so。
aroundにそういう「意味がある」わけではないのですが。。。
使い方次第で、使う場面次第で、そんな意味にもなるんですね。
aroundは、モノが普及する/人が有名になる/人気が出る・・・と暗記するのが従来の勉強のし方ですね。イヤになりますよね。