AI(人工知能)に似ている
AI(人工知能)の話題が沸騰しています。もう私たちの生活はずいぶんAIに支えられているようです。
ところで最近言われる人工知能と少し前のコンピューターがどう違うかご存知でしょうか。数年前から話題のAI(人工知能)はDeep Learning(深層学習)するのが以前のものと違うと言われます。
例えば猫の写真を猫と判断する場合を考えてみましょう。
以前のコンピューターだったら、猫というものは目が吊り上がっているとか、耳が…ひげが…と膨大な特徴を具体的に教え込む必要があって、それはそれは大変な作業でした。そんな苦労をしても結局コンピューターは満足に猫を見つけられませんでした。
現在のAIの深層学習では、膨大な数の写真を見せて、これは猫、これは違うと教えるだけで猫の特徴をAIが見分けるようになります。そしてかなり怪しい写真からでも「これは猫」と当てられます。これが昔のコンピュータとAIの決定的な違いです。
この話を最初に聞いたとき以来、これは英語学習に似ていると思ってきました。
以前のコンピューターが文法勉強と単語暗記の伝統的な英語学習法。
最新のAI学習が、私が勧める多読や、多聴、(ドラマなどの)多観です。
以前のコンピューターが猫を見分けられなかったように、多くの人が文法を勉強して単語を暗記しても聞くことも話すことも満足にできませんでした。
たくさんの易しい本を読む、面白いアニメを見る(聞く)、ドラマを見る・・・うちに「ひとりで」に英語が分かるようになる。これはAI学習に似ていませんか。
ただし、やみくもに手当たり次第読んでも聞いても面白いとは限りません。わからなくて嫌になります。
易しいもの、面白いもの、長すぎないもの・・・あらかじめそういった準備が整っていなければ簡単ではありません。
そんなお膳立てを整えたのがみらい英語クラブです。
3月まで「1か月体験」できます。
参加者の楽しそうな様子を参観してみませんか。
そういえばAIに教材を準備してあげる仕事が最近大忙しだそうです。ここも似てますね。
——-今日のじゃれマガ——-
今週から新しいコーナーが始まりました。
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しましょう。
このヒントをバネに、届いたらすぐに読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガの要旨
筆者のスマートフォンにはいくつものメーリングリストから膨大な量のメールが届きます。とてもいちいち読む気も起きません。溜まりに溜まってその数3246通。その数字を見て友人が驚きました。
★文法・語句など
hardly ほとんどない
delete 消す/削除する
unopened 開いていない
get rid of 始末する/片づける/捨てる
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