初めての英作(小中学生クラス)
2週間ほど前、小学生クラスがシーンと静まり返っていました。
不思議に思ってそっと忍びこむと・・・みんな一心不乱に自分のBBカードを作っています。
元々のBBカードの絵を二つ合成して新しい絵を作っているのでした。
例えば、上左はLucy Locket lost her letter.の絵カード。
(ルーシー・ロケットは手紙を失くしてしまった)
上右は、The flying fish will get to the forest.の絵カード。
(飛ぶ魚は森に到着する)・・・どれも謎めいた変な文ですね。
それら二つを合成した絵カード(中央)を作ってくれました。
そのカードが「どんな文?」かと尋ねると、
(子供たち)”The flying fish lost her letter.”
競って答えようとする子供たちのきらきらした目、目、目。
文字がまだ完全に書けなくても、文法知識を習わなくても出来てしまう子供たちの能力には驚かされます。
これは初めての英作文体験です。文字で文を作る前にこんな風にたっぷり遊びます。
こんなにたくさんの傑作が生まれました。↓
※The flying fish lost her letter.はherよりitsとすべきなど考えられますが、この段階では見守っています。こんな先生の配慮が随所に張り巡らされています。
わくわくしながら絵を1つ1つながめました。
英借文の最初の1歩ですね。
小学生のうちに、happyな体験をたくさんしてほしいです!
じっくり見ると、子供たちの工夫や、文の背後にあるストーリーが伝わって来て、じんわりと感動してしまいます。英借文、楽しいですね。