sがつかない名詞
fishという名詞は複数でもfishのままです。魚はだいたいがそうで、carp(鯉)などもsがつかない単複同形です。
deer(鹿)やsheep(羊)も単複同形です。
そうかと思えばcows, horsesと牛や馬にはsが付きます。
一体どう覚えればいいのか?・・・ですよね。
結論は、「法則はないので一つ一つ憶えるしかない」そうです。
憶えるしかないといえば、go went goneのような動詞の不規則活用もそうですね。
でも不規則活用する動詞は数が限られています・・・100も200もあるわけではないので使っていれば覚えてしまいます。
単複同形の名詞も同じことでしょう。
そうそうたくさんあるわけではないのでじきに覚えます。
間違ったって恥ずかしいことではありません。英語の一貫性の無さ(inconsistency)が悪いのですから。
ところで、kimonoやsamuraiってsが付かないのを知っていますか。
これも理由は不明ですが、日本由来の名詞にはsが付かないようです。
有名な日本映画「七人の侍」の英語タイトルはThe Seven Samuraiです。
不思議ですね。
昔、アメリカ人講師にその理由を執拗に質問して困らせたことを今は申し訳なく思い出します。
さらに不思議なことに、日本語由来の名詞もどんどん使われて日本語由来という感覚が薄れてくるとsが付き始まるのだそうです。
その結果、最近ではsamurai, kimono, tsunamiなどはsを付けても付けなくてもよいようです。
言葉って本当に面白いですね。
カリカリしていたら損をしますね。
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——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
ジャレルさんは韓国語を勉強しています。自分も韓国語のテストを受けるので学生たちの気持ちがよくわかるそうです。
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・私の生徒たちと同じように・・・just likeは便利な英語ですね。likeだけでも意味は同じですが、口調でjust likeとなることがふつうです。
・will be ingが昔分からず苦労しましたが、確実な未来を表します。willのみでは気持ちの表明になってしまうからだと思います。
下の方にThis time I’m taking the inter…とありますが、現在進行形で確実な未来を表しています。ほぼ同じことだと思います。
今日のじゃれマガ 全文
Just Like My Students
Some of my students have to take English proficiency tests like TOEIC when they enter university. These days I know how they feel. On Sunday, I will be taking TOPIK. TOPIK stands for the Test of Proficiency in Korean. I passed the elementary level a few years ago. This time I am taking the intermediate-advanced level. I downloaded an old test last week and took it. I discovered that I read too slowly and don’t know enough vocabulary. Am I surprised? Not really. I am just like my students. Most of them need more vocabulary and better reading skills, too.