なぜsome?

ひさびさにブログネタがありました。

Give me some water.

というような場合、なぜsomeをつけるのでしょうか?
という質問への名解答を最近ネット上で見かけました。
でももう見つからないので、再現してみます。

Give me a glass of water.といえばけっこうですが、グラスでもバケツでも何でもいいからとにかく水が欲しい・・・みたいな場合を考えてみましょう。

Give me water.という英語は文法的に問題はありません。

でも2つの点で好まれないのだそうです。

1点目、例えばHe bought a car.のように名詞にはaか何かつけないと落ち着かない。可算名詞ならaなど付けられますが、不可算名詞とか物質名詞の場合aをつけるわけにいかない・・・だから意味はなくてもsomeが大変都合がよい・・・というわけです。

2点目、Give me water.は口調が悪いのだそうです。たしかに言いにくいですね。Give me some water.はとても言いやすいです。

以上のようなわけで意味のないsomeが採用されるというわけです。

だからGive me some water.を「いくらかの水をください」などと訳すのは日本語としてダサいだけでなく、正解でもないわけですね。

以上、どこかで見かけた名解答を再現して受け売りしてみました。

そういえば、日本語でも「ちょっと来て」のように使う「ちょっと」、意味はないですね。でもちょっと口調がいいですね。

     

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——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。

★今日のじゃれマガーその要旨
読者の作品です。ベートーヴェンの第9交響曲の楽譜を30余年待って手に入れたというお話です。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
※ArchivはArchiveのタイプミスでしょう。
・ミスなく・・・freeはないということですね
・ある音符が正しいかどうか(という問い)

★今日のじゃれマガ 全文
Readers’ Corner: A 30+ Year Wait
At last, I got a box of musical scores of Beethoven’s nine symphonies that were published this year. I had waited for the sheet music for more than 30 years ever since I came across the music when I was a music student. The great composer thought all of his works should be published and free of mistakes. Then the “old” complete edition came out between 1862 and 1865, after his death, but there were a lot of mistakes. The Beethoven-Archiv has been compiling “the new Beethoven complete edition” for over half a century. The new edition answers many questions in the old edition such as whether a certain note is correct or not. It also reminds me of my teacher’s question, “What do you think of this note?”

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