bell
♪真夜中にベルが鳴った おじいさんの時計
おなじみの歌「大きな古時計」の一節です。
昔からこの「ベル」という歌詞が疑問でした。
どんなベルなんだろう?どんな音?・・・と。
今ならわかります。
bellは鐘、釣り鐘・・・教会のてっぺんにあって村中に鳴り響くあの鐘が元々です。食卓などで鳴らされる小さな鐘もbellです。
山中の小さな学校で用務員のおじさんがカランコロンと鳴らすのもbellです。
時代が下って会社の受付などに置かれる回転機構が内蔵されたお椀を伏せたような形の呼び鈴もbell、古い映画に出てくるエレベーターにもブザーのようなbellがついていました。
私たちがベルと聞いて思い浮かべるのはこうしたブザーのようなものですが、「大きな古時計」に出てくるベルは鐘でしょうね。
今日のじゃれマガでも書いていますが、英語の本来のイメージを知るにはグーグルで画像検索するのがお奨めです。nativeの頭の中がのぞけます。
ところでブザーというのは英語のbuzzerです。ブザーというよりバザーと聞こえます。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
コピー機がなかった時代、人々はすごい道具を考案しました。洋の東西でその考案は違いました。辞書ではよくわかりませんがGoogleを使えばハッキリわかります。
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・辞書の定義(説明)かグーグルの画像か
・コピー機
・ガリ版の姿を上手に説明していますね
★今日のじゃれマガ 全文
Dictionary Definitions or Google Images?
When I was a child, there were no photocopying machines. Teachers used a machine called a mimeograph. It made copies using a drum, like modern printing machines do. However, the copies came out in blue and had a strong chemical smell. In Japan at the same time, a different kind of printer was used. It was called a “gariban.” Teachers wrote on a special piece of waxed paper and made prints from their master. I looked up the word “gariban” in a dictionary, but it said “mimeograph.” If you look at the images on Google, however, you can see that these are two different things.