「とにかく」早く決めて
大学入学共通テストの英語を民間の試験に委ねるという計画が中止になりました。
続いて国語と数学の記述式問題も中止の方向だそうです。
「とにかく早く決めて」と受験生と関係者の悲鳴を代弁する声が新聞の見出しに大きく踊りました。
私はいつもの癖でこの「とにかく」を英語ならどう言うか考えました。
こんな時多くの人は和英辞典に飛びつくかもしれません。和英辞典はあまり頼りになりません。
考えてみると、私はこの「とにかく」という日本語がどういうものなのかが気になるようです。
まず「いらだち」がありますね。「結果はどちらでもいいから早く決めて」という気持ちもあるでしょう。
私たちが無意識に使っている日本語をそんな風に見直しながら英語と比較するのが面白いのです。
えっ!答はなんだ?
私にも決定打はありません。Anywayもそうかもしれません。In any caseなんかも候補かもしれませんが、「いらだち」がどれほど表現されているかあまり自信がありません。永遠のテーマですね。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガーその要旨
悪名高い日本の学校の校則をジャレル先生が一刀両断にします。意見を述べる文章のお手本です。
★難しい英語・まねたい英語
・理解に苦しむ・・・どういっているでしょうか
・ one-year-old 買って1年しかたっていない
・校則の必要理由を説明できないのならそれは破棄すべきだ・・・これはどう言っていますか
※注目したのは The schools should explain why a rule is necessary の a rule です。校則すべてが悪いというのではなく、例えばコートについての規則など個々の規則について問題にしていることがはっきりします。