場にふさわしい言葉
ずいぶん前ですが、テレビでバラエティーショーがかかっていました。
若い女性出演者が、友達と食事に行くと支払いの時にイラっとくる、というようなことを言います。
理由は「いつも友達は貨幣を出すので、しかたなく私が紙幣を出すんです」。
出演者一同大笑いです。うちの家族にもどっと受けました。
なぜそんなにおかしかったのか、あえて分析すると、言葉遣いが場にそぐわなかったからでしょう。
紙幣はかなり堅苦しい言葉ですね。普通はお札というところ。5歳児なら紙のお金というでしょうね。
英語にも、bank-note, note, paper money,などいろいろな言葉があり、それぞれの言葉には相応しい「場」があることと思います。
英語の3つの言葉と日本語の3つがどのように対応するか・・・それは一概には言えません。
英語が話されるいろんな場面を見聞きして慣れるしかありません。
訳して理解しようなどとゆめゆめ考えないことです。