500冊の頂点
Kiyomiさんが書いてくれました。
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“Samantha the Snob” (STEP INTO READING STEP3)
多読1年目に出合った本およそ500冊の中から「一番」を選ぶとしたら、この本です。
「僕」のクラスに転校してきた女の子は、奇抜なファッションのお金持ち。クラスの女の子たちは彼女のお嬢様ぶりにすっかり参ってしまいます。いけすかないSamanthaとの出会いは、How do you do? に対してHow do I do what? と切り替えしていきなり険悪なムードに突入します。
そんな僕がどうやってSmantha と友達になっていくのかが描かれます。何回読んでも最後の数ページは微笑んでしまいます。読むたびに表現の面白さに惹かれます。
On your mark. Get set. Go. とか cost an arm and a leg. とか You should not judge a book by its cover. などの英語は、私たちにはなじみがないのですが、ストーリー展開のなかで挿絵を見ながら、「うんうん、なるほど」とすんなりわかったつもりになります。
僕になりきってSamanthaというa new friend に期待でいっぱいになり幸せ気分で読み終えると、どうしても次の一冊を手に取りたくなるというわけです。
秋の夜長に多読に乾杯!
Kiyomi
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良い子ばかりでなく、こんなスパイスの効いた主人公がいても面白いですね。そうですかこの本が堂々の第1位ですか。2年目もいい出会いがあるといいですね。snobという英語、頭の良さをひけらかす人、と覚えていましたが、上流意識のいけすかない人にも使うのですね。(須釜)