頭から心へ
私は40歳からの10年余りNHKラジオ英会話をしゃぶり尽くして勉強しました。
それは大事な基礎になっていますが、大きく伸びたのはその後の多読経験だったと思います。
60歳近くなって手当たり次第多読文庫を読むうちに私の中に変化が起きてきました。
それまでは頭で理解していた英語が、心で感じるように変化しました。
きっとそれまでは無意識のうちに日本語に変換して理解していた英語を、変換なしに英語のまま心で感じ取るようになった気がします。
物語には波乱万丈の流れがあり喜怒哀楽があります。
ハラハラ、ドキドキに満ちています。
それが教科書や教材と違うところです。
教材の英語にはハラハラドキドキがありません。
制作者もなんとか面白くしようと努力していますが教材の域を出られません。だから印象に残らず記憶するには大きな努力が必要です。
例えてみれば、物語の波乱万丈・喜怒哀楽が台風のように水面に大波を作り、ついには深層水(心/潜在意識)と表層水(頭/顕在意識)をかくはんするような。
英語を心で感じ取れるようになりたかったら読書をお薦めします。
※英語多読のコツがあります。
★辞書を引かない(でも読める本から始める)
★わからない文は飛ばして次の文に行く(挿絵が助けになります)
★面白い本だけ読む(我慢して読まない)
こんな読み方だから無理がなく、難しくなく、面白く続けられるのです。
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——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
サンフランシスコの高校生がおむすびを作って売っているそうです。
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
今日は面白い発見がいろいろありますのでshareしたいと思います。
・このearlyがちょっと面白く感じました。このearlyはevery Monday morningにかかるのか、それともworksにかかるのか。最初は前者かと思い、それならMondayの前ではどうなんだろう?と思ったりました・・・が結局後者workにかかるのだと結論しました。こんなことを考える自分はバカではないかと半分思いますが。(笑)
・with “nori” outsideではなくon theがついているのはなぜだろうと思いました。 with “nori” outside ではノリがどのように外についているのかハッキリしないのでon the outsideでピタッと密着した感じを出しているのかと納得しました。するとぐるっと巻いた感じを出すのにaround itもよかったのではないかなどと妄想は止まりません。(笑)いい加減にしましょう。とことん追求しないのも時間の節約術です。
・そのお金をどうするのか・・・お手本英語ですね
・自分のものにする・・・save itとも違いますね
・稼いだお金・・・関係代名詞を苦も無く使いたいですね
★今日のじゃれマガ 全文
A High School Student’s Business
Owen Fong is an amazing high school student in the San Francisco area. He works in his kitchen at home early every Monday morning. He has his own business called Musuboy. He makes and delivers “musubi” on Mondays before his high school class starts at 10 o’clock. In Japanese, “musubi” is another word for “onigiri,” but in Hawaii and California, it is like a rice sandwich with “nori” on the outside. Musuboy makes the musubi with spam or eggs. He sells regular musubi and spicy ones. What does he do with the money? He doesn’t keep it. He wants to help other people, so he gives the money he makes to charities.