須釜先生にインタビュー
Seiko先生企画の記事です。
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渡辺:「先生はお若いときイギリスに短期留学されています。当時としては珍しい経験だったと思うのですが」。
1.何歳のときですか
・21歳。1971年/昭和46年です。
2.学校から推薦されましたか
・ダイヤモンド社主催の大学最終年向けの夏休み語学留学企画でした。身近に行く人はいませんでした。
3.当時1ポンドは日本円でいくらでしたか
・驚きました。当時は1ポンド850円ぐらいだったようです。現在は150円ほどですから5.6倍も高かったわけです。
当時は実家の商売も順調だったとはいえ、改めて親に感謝いたしました。
4.英国で困ったことは?
・楽しいいことばかりで・・・苦労といえば、英語の勉強不足をいやというほど感じたことぐらいです
5 .一番感動されたことは何でしょう
・ 帰国の前日、バス停で日本人一行が待っていると、いつもexcursion(ツアー)に連れて行ってくれたマイクロバスの運ちゃんが道路に車を停止して窓を開け、「元気でな・・・」なんて会話を始めました。
ひと言挨拶するだけかと思っていると1人ひとりと話すのでなかなか話が終わらず、片道1車線の道路ははるか彼方まで数珠つなぎです。でも誰ひとりクラクションを鳴らすわけでも嫌な顔をするわけでもなくジーッと待っています。
その間10分近くあったのではないでしょうか。英国人の忍耐強さに心底驚きました。
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苦い思い出です。でも、たくさん学びました。(須釜)