電子辞書入門機 続の続
電子辞書の売り場にずらっと並ぶ各機種は、何十冊もの辞書が詰め込まれていることを競います。そしてたくさんの機能を競います。
その結果たくさんのボタンが並びます。頻繁に使うボタンはいくつかなのに、数多くのボタンの中からいちいち自分のボタンを探して使わなくてはなりません。とても目が疲れます。
英文を読んでいるときにサッと使えることが大事なのに、①まずふたを開ける(その時ロックを解除しなくてはならない)、②電源を入れる、③辞書を選ぶ・・・これだけの前準備が必要です。
さて、搭載する辞書もすべて既存の紙の辞書の仕様のままで、電子辞書仕様ではないので大変使いにくいものです。小さな画面でスクロールして全体を探さなくてはなりません。
電子辞書という製品は日本だけのガラパゴス商品なので消費者は不便と高価格という二重苦を強いられています。もしも白物家電のように新興国でも作り出したら、とっくにもっと安くて使い易いものに進化したことでしょう。
この数日間、この超低価格辞書だけを手許に置いて使ってみました。長年使った大型辞書がいいと思う場面もありますが、私でも実用にはこれで十分です。
大型が欲しいのは、学究的興味を持った時だけです。細々しい興味に駆られてあれこれ調べまくる学究的な勉強は、実はもろ刃の剣です。研究者や先生になる人以外は時間を浪費するばかりで益は少ないと、さんざん浪費してきた私は思います。
お薦めするこの辞書、実は2007年といいますから9年も前に世に出た商品です。だから1000円台で買えるのです。この時代に9年たってもまだ商品価値があるということはすごいことです。でもいつ無くなってもおかしくありません。
何でもできる、何でもついている商品が実は使いにくくて、余計な機能をそぎ落とした商品が使い易い、ということは近年日本人がたくさん学んだことだと思います。なのに電子辞書分野に関しては、まったくその知恵が見られません。日本中の高校生のほとんどが3万円もする電子辞書を買っている・・・なんという国でしょう。
最後に一言。大型多機能電子辞書を私はこれからも使います。それは仕事上必要だから、学究的野次馬精神が旺盛だからです。でもそうでない人には必要あるとは思えません。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
( )に入る単語はなんでしょう。答は明日。
He decided to do ( ) he wants to do.
昨日の文:After the last operation, he felt as though he had a new life.
lastの仕事ぶり、ご賞味ください。
電子辞書の豊富な機能…正直「こんなにたくさん必要ないのに」と思います。
何かに似てると思ったら…スマホでした(笑)!
最低限の機能で十分なアナログ人間には、どちらも到底使いこなせない代物です(^_^;)
クイズの答え…「whatever」だと思います。
最初は「everything」と迷いました。
【答え : what 】だと思います。
色々な機能があるのですね。IPA(国際発音記号)これは多くの辞書、たとえばOxford English Dictionary など
で使われている世界水準の 発音記号より 日本の多くの辞書が採用してる日本固有の発音記号が必要です。
こんにちは。K-miniです。
クイズに答えます。
「everything」だと思います。
では、アスマチも学究的野次馬精神が旺盛ということで、
恐れ多くも須釜先生と同様に大型多機能電子辞書を
使わせてもらいましょう。
だって買ってしまった以上は、使ってあげなくちゃ申し訳ないから。
クイズです。
ずらりと解答が並び、楽しいですね。
微妙にニュアンスは違ってくるでしょうが、
どれが正解というわけでもなさそうです。
というわけで、アスマチは
anything を入れてみます。
もし、アスマチがエッセイの主のご主人の立場なら、
anything 、いずれでもいいからとにかく
自分がやりたいことをやろうとすると思います。
もう義務感から動いたり、常識から判断して妥協したり
そんなこととはおさらばしたいです。
自分の場合、同義語や類義語を調べる辞書は非常に重宝します。でも、百科事典とかは無くても良い気がしてます。英語以外の言語もカードを入れ替えれば出来るのは素晴らしいと思います。
ブログ久しぶりに更新しています。テーマは発達障害者の知識の活かし方です。拙い文ですが、10月に再び受けるIELTSに向けて練習中です。
Mapmanさん、エッセイ読みましたよ。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。