電子辞書入門機 続
この電子辞書で「当分は十分です」…というにはいくつか条件があります。
私が何十年か勉強してきて、そしてこの10数年は指導をしてきて、たどり着いた理想の学び方には最適だということです。
しかし旧来の(しかも根強い)勉強法から見れば「使い物にならない」代物となるかもしれません。
この辞書を買った人の評価は総じて高いのですが、中には不満の意見もありました。その不満を二つ紹介しましょう。
★発音記号がない
私は発音は辞書で学ぶものではないと言う考えに行きつきました。単語は20回も30回も文中で出会い、耳にして結果的に覚えるものです。発音記号で覚えたという人は聞いたことがありません。しょせん辞書の発音記号は盲腸のようなもの・・・といったら盲腸に失礼でしょうか。
ついでに言えば、何万円の機種は発音機能がついていますが、上記理由からそれも無くてもいいと思います。
★和英辞典が貧弱
和英辞典で見つけた英語をうのみにして英作をしても無残な結果にしかなりません。和英辞典で見つけても、「そうだ!何度も出会った、どうして思い出さなかったんだろう」と思うような英語でなければ使うべきではありません。つまり、たくさん聞いて読んで自分の中にストックしなければ和英辞典は使えません。
英和辞典は教えてくれるものではなく、思い出させてくれるものです。
あと、画面がとても小さいことに物足りなさを感じる向きは多いと思います。
でも、最小限の情報のみ表示なので、あちこち探し回ったり延々スクロールして無駄な時間を過ごす恐れが皆無です。なにより大きな文字が老眼には優しいです。
私が数年前にたどり着いた理想からいえば、この辞書は学び初めの数年間、十分に役に立ち、時間を節約してくれること間違いなしです。
明日は、大型辞書(といっても現在の電子辞書はほぼすべて大型辞書です)がいかに時間とエネルギーを盗んでいるかについて所感を紹介させていただきます。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
( )に入る単語はなんでしょう。答は明日。
After the ( ) operation, he felt as though he had a new life.
※2年前にがんが見つかって以来、2回の手術をされたのですね。
昨日の文:Last summer he had two operations, but he got well and returned to work.
音声機能付の電子辞書を初めて見た時は「辞書が喋った!(@_@)」と、驚きました。
発音記号を見て悩むより、聞く方がすんなり分かります。
クイズの答え…「second 」だと思います。
1回目と2回目、どちらの手術の時に思ったのか…迷います。
こんにちは。K- mini です。
確かに、電子辞書の画面のスクロールや字の大きさ
とかは、少し大変だけど、大きな文字だと良いと思います。
クイズに答えます。
「cancer 」何の手術って言ったらがんの手術だから、そのまんま答えます。
発音記号はなくてもいいかと思いますが、
アスマチには発音機能はありがたいです。
でも、あまりすっきりとは聞こえないところが悩ましいのですが。
和英は、確かにあまりあてにはできないと、最近やっと気付きました 。
nativeに手紙を書くとき、和英に頼りっきりだったちょっと前が
今更ながら恥ずかしいです。きっとたいそうな言い回しや
決して使わない表現を並べ立てていたことでしょう。
クイズに答えます。
最初は second かなと思ったのですが、
先生のヒントが意味深だったので、考えてみました。
latter でしょうか?