間違いなんて何でもない

「EVに出ましょう」と勧めると必ず返ってくるのが、「生徒同士で話しても間違いを指摘してもらえない」という心配です。

私たち日本人をこれほどに間違いを恐れる人種にしてしまったのはいったい何なのでしょう?

いつも話すのは次のことです。
地球上に英語で生活や仕事をする人は14億人と言われます。そのうち生来英語を話す人は4億人に過ぎず、あとの10億人は必要上英語を話すのだそうです。
その人たちの英語は発音も文法もとても大ざっぱで、「これが英語か?」というほどの英語がまかり通っているとか。英語のnative speakersたちは今やそういう「英語」を聞き取らなければ生きていけない時代だそうです。そのような人たちの英語と比べたら、私たちの英語なんかなんと行儀のよい英語でしょう。
というのがひとつのお話です。

もうひとつ最近思ことがあります。
間違いってなんだ?ということです。
私たちはこれほどに間違いを恐れますが、正しい英語と間違い英語の境目は実はけっこうあいまいなものです。間違いと決めつける根拠はそれほど確固たるものでなくなってきています。

だから通じればそれでいいと考えられないでしょうか。間違えないで話そうと人を待たせるより、間違ってもどんどん話を進める方がいいのではないでしょうか。それだって簡単ではありません。やはり練習しなければ慣れません。EVはまたとない練習の場です。

間違いといえば、native speakerだってたくさん間違い英語を話しているって知っていますか。
書くときは別ですが、話している時は最初は単数で話し始めても途中から複数になってしまうなんてことはしょっちゅうです。それを最初から言い直すなんてしません。どうでもいいことだから。
会話はそんなものです。間違いを恐れるなんて、どれほどバカバカしいことか少し分かってもらえたでしょうか。

やっとナリタ記念EVに参加者が6名そろいました。成田さんおめでとうございます。でも、まだまだ余裕があります。

 

——-今日のじゃれマガ——-
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。
このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。

★今日のじゃれマガの要旨
大坂なおみ選手の快挙がさっそく今週トップのトピックです。何度聞いても読んでもうれしい話題ですね。

★文法・語句など
今日は特に難しい英語はないようですが、in a rowは続けて/連続して という頻度高い英語です。
最後の文、 One year ago, she was only number 72!  のonlyが光ります。onlyという英語を日本語に訳すにはいったいいくつの日本語が必要だろうかと思います。
 

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