読む英語ばかりでなく
英語クラブのHopクラスで木曜日に始まった教材は考えてみると今までと違った点がありました。
free speechというか、台本を読む形式ではないのです。出演者が自由に話すものです。もちろん台本はあると思いますが、一字一句読むのではなくて話しています。サンプルを紹介しましょう。
考えてみれば、今までの教材はきちんと読んでいるものばかりでした。実際はそんなに行儀のいい英語ばかりではありません。英会話をするならもっとめちゃくちゃな英語にも慣れなくてはいけません。
この耳の大きなおじさんの英語はめちゃくちゃではありませんが、カジュアルな話し方です。話題が楽しいです。
これから毎週木曜日はこのシリーズを聞いていきます。一言一句聞き取るのではなく、全体として何を伝えようとしているか感じ取っていただきます。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガーその要旨
今日は即位の礼についてです。
★難しい英語・まねたい英語
今日は新しい天皇が即位を内外に宣言する日ですね。
enthronement という見慣れない長い単語がタイトルあります。これを見てみましょう。
この語は3つの部分に分けられます。 en、throne、ment、の3つです。
まずthroneは、王などの座る椅子、王座、そこから広がってその地位や権力、ときには政権なども表します。
次にenは「・・・にする」という意味を加える接頭語です。empowerという言葉を思い出した人もいるでしょう (pの前ではemになります) 。enrich your vocabulary(語彙を豊かに)もお馴染みですね。
最後にmentは、動詞につけて名詞にする役割があります。employmentなど。。
以上の結果、「王位につかせること」つまり即位という意味が出来上がります。
一般に長い単語は大抵このように要素に分けられます。長い単語を見るたびそんな風に見ているとイヤでも要素がわかっていきます。