誤解を解きたく
いろいろ忠告をいただきます。
本欄に「勉強するな」「文法はいらない」などと書き過ぎる…と。
そういう苦言を呈してくれる仲間を持てることは本当にありがたいことと感謝しています。
もちろん「勉強するな」とも「文法はいらない」とも書いていませんが、つい強調した物言いになってそのように聞こえ(読め)たかもしれません。
何度も書きましたが、わかっていただきたいことの骨子は次の点です。
英語を身に付けたかったら、
①先ずたくさんの英語を読み聞くすることが必要です。私たちの読む量・聞く量は圧倒的に少なすぎます。
②それをせず、ひたすら勉強だけしても辛いだけです。違いますか。
③英語を日本語に訳して理解する、日本語から英語に訳して話す、はごく初歩のうちはやむをえませんが、早期に卒業したほうがいい。
※ただし、中学校英語の文法は最低必要(しかもそれで相当程度実用になります)ですから、これだけはしっかりものにしましょう。
上記①②③を満足させる方法として、とても有効な方法のひとつが多読(多聴)なのです。
多読(多聴)で大量の英語を浴びながらであれば、さらなる勉強、上級文法も楽しく身につくでしょうし、必要ないなんて言いません。
そのことをわかってほしいのです。(須釜高雄)