誌上じゃれセミ 2
今週のじゃれマガはセミナーで取り上げることができません。
そこで、誌上?セミナーを試みています。
今日のじゃれマガは、中国でのびっくりプロポーズの話です。
英語のお手本がたくさんあります。いくつかのポイントを学びましょう。
第1のポイント
How should a man propose to his sweetheart?
「男はどうやって恋人にプロポーズすべきか」
まず冒頭の文。プロポーズという英語は誰でも知っていますが、「求婚する」という意味で使われる割合はたいへん少なく、大抵は「提案する」など堅苦しい場面で使われることに気づいている人は多いでしょう。
ところがこのお話では「求婚する」という意味で使われています。ただ、「○○に求婚する」という場合、この文のようにpropose to ○○となることにご注意です。
この機会に辞書の例文を見てみましょう。
第2のポイント
He met her in the street, but while he was waiting for her, he and his friends made a big heart using 1,500 bottles of soy milk.
この文はちょっとまごつきます。「彼が彼女に路上で(初めて)出会った」のかと思います。でも読み進むと「彼女を待つあいだ・・・」とあるので、「待ち合わせをした」ことがわかります。
meetには大ざっぱに3つの遣い方があります。①初めて会う、②約束して合う、③ばったり会う。その他の「会う」はseeを使います。
第3のポイント
In any case, when his girlfriend arrived, he gave her flowers, and she accepted his proposal.
In any caseのような語句はわかり難いものですが、ここではお手本のように分かりやすい使い方です。前の文で、豆乳を使った理由を「彼が好きな飲物だったのか、白いハートを作りたかったからか」と想像しています。そのどちらであっても、という気持ちでin any case「いずれにしても」としています。
「いずれにしても」などという言葉は無意識に使っていますが、ちゃんとわけがある事を気づかされます。
以上、ご参考に。じゃれマガは宝庫です。ぜひ毎日読みましょう。
ご希望にお応えして、クイズは今週お休みしています。
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