訳を卒業する
英語を読むとき、1文ごとに訳してみて、お手本の訳と照らし合わせて、合っていれば先に進む・・・そんな読み方をする人が大多数だと思います。
ほとんどの人は参考書の英語を読むので常に訳が添えられています。その結果上記のようにいちいち訳と照らして確認し、安心を得ながら読むという習慣が身に付きます。
だから
①訳がないと、自分の解釈が正しいかどうか自信が持てません。
②十分解釈できたものでさえ、訳を確認しないと落ち着きません。
私自身、長いあいだ②の癖が残っていました。ある時期、その確認癖を止めたら・・・まるで無重力になったようにラクになりました。そしてどんどん早く読めるようになりました。なにより英語を読むときの「構え」がなくなって、気軽に読めるようになりました。
多読が有効です。お薦めします。
::::::じゃれマガ応用英作コーナー:::::::
今日のじゃれマガからお手本の1文を選び、違うことを1文で言ってみましょう。面白い文をどしどし送ってください。
<前回の応募作品>
お手本: As soon as it was sold, a shredder inside the picture frame started to cut up the picture.
応募作: As soon as l stood up, the toilet started to flush water.
最近のオート洗浄トイレについてです。
主語が人ではないい言い方にしたくて。
<講評>
素晴らしいです。よくピッタリの例を見つけますね。
お手本: Tourists used to come to the fish market early every morning to watch the tuna auction.
応募作: The dog used to come to the subway station every evening to greet his master to go home.
「帰宅する主人を迎えるため」としたいのと、
Pick up だとちょっとイメージと違う感じがしてgreet にしてみましたが。