訳と解釈の違い
昨日のブログに、Yutakaさんから質問をいただきました。
じゃれマガセミナーではじゃれマガを1行ずつ訳しているが、昨日のブログ主旨と矛盾があるのではないかということです。
たしかに紛らわしいと思います。説明が必要でした。
私は訳してもらっているのではないのです。正しく解釈できているかどうか確認しているのです。
訳と解釈にどう違いがるのか?ということですね。
訳というのは、英文をきれいな、自然な日本語文に仕上げることに重きがあるように思います。自然な日本語の文にするには英文の最後からどんどん前へ訳すと不思議とそうなります。それは極力しないようにお勧めしています。
解釈は、文の骨組みを捉えられているかどうかです。例えばso that~とso~thatを取り違えずに解釈しているかどうか等々。
「間違いがあれば先生が正しく訳す」と書いてくれましたが、訳し方が間違っているから、ではなくて解釈が間違っている、あるいは少し違っている、場合に訂正しています。
訳というのは日本語の文としてどうかという部分が大きく、解釈では日本語としては体をなしていなくても骨組みを捉えていればOKということになります。
たしかに紛らわしいですね。一見訳しているのと見分けがつかないかもしれません。でも違うのです。
すでに意味が分かっていてもキレイな日本語に仕上げなくては気がすまない・・・訳を見て安心したい・・・訳がある本しか読めない・・・そういう人はたいへん多いと思います。
じゃれマガも訳さず読んでもらいたいですが、正しく解釈できたかどうか確認するために、セミナー内ではやむを得ず訳してもらっています。
::::::今日のじゃれマガ クイズ:::::::
7月が待ちきれないのはなぜですか?
前回の問題:
Last Sunday, I ran an English program at the Fujimae Tidal Flat in Nagoya.このranは何のことでしょうか?
前回の答:「(プログラムを)行った、開催した」Kmamaさんの答案を解答とします。ありがとうございました。
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それでは、英文を頭から日本語で解釈することは、「日本語で確認しなくては納得できない病」にはならないということですね。私は28日のブログを見て、英文を日本語で考える、解釈するこの回路を断つことが必要。そうしないとこの病気を克服できないと理解したのです。そうではないのですね。
クイズの答え…「制限を越えた今月のスマホのデータ通信量が、7月になればリセットされるから」だと思います。