訳し方
生徒さんが英文を前によくこんなことを言います。
「訳し方が分かりません」、あるいは「うまく訳せません」。
なにげないこの言葉に生徒さんの深層心理が表れているなあと思ってしまいます。「意味が分かりません」ではなく「訳し方が分かりません」というところに。
大多数の日本人は訳すことが大事だと「骨の髄まで」刷り込まれているようです。日本文に直せなければ英語を理解したことにはならないと信じています。そんなことはないのに。英語のままわかればそれで十分なのに。
中学高校の授業で、分かったかどうか確認するために訳してもらう方法がとられます。本校のじゃれマガセミナーでも同様です。でも、きれいな日本文に翻訳することが目的ではありません。理解の確認のため「やむなく訳して」もらっています。
訳は翻訳家の仕事です。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日のお楽しみ。
( )gorilla is probably the gentlest father. 参考訳:ゴリラはおそらく最も優しい父親です
昨日の答:get
答えは、、、《 The 》
昨日の答えはgetだったんですね〜
それからアスマチ様から出てくる色んな単語もとっても勉強になります。
draw nearか〜新しい単語をget!(^^)v
「訳」
そうなんです先生。
イメージはわかるんだけど、日本語に出来ないんです。(イメージ自体が間違ってる事もありますが)
「過去形」
仮定法の半端な理解と昨日は長距離バスで移動中にコメントしたので、そのせいだと思います。B&Bに酔ってました^^;
I am very tired.
But I have to go to work from now.
However ,I will be able to rest tomorrow.
Then I’m leaving!
多読で、よく英和辞典を捨てましょう、と言われます。
それはさすがにできませんが、日本語に依存するな、
ということだと思います。
日本語は便利です。
便利を捨てて不器用に生きる〜〜
英語学習者ってかっこいいかも〜!
今日のクイズも難しいです。
冠詞の概念は日本語にありませんから。
アスマチは a にしてみます。
the だと、科学的な堅苦しい表現になると
いい加減な記憶ですが、学んだ気がします。
「もっともやさしい父親」なんて感情移入がしてあるので、
ゴリラ一般の概念を一つのゴリラ( a gorilla) に
代表してもらっていると考えました。
【答え: the】この数日登場したのは、The Emperor Penguins, The African bull frogとTheがついているので
gorillaにもThe?ではないでしょうか?
「ゴリラという種は」のように、全体を総称する言い方には、a、the、そして複数、の三つの言い方があると文法ではされます。つまりa gorilla, the gorilla, gorillasです。「それじゃ何でもありじゃないか」と怒られそうですね。
それぞれに雰囲気の違いがあるでしょうね。the gorillaは「科学的記述に多用される」などと聞くからそれを絶対だと思っちゃいますよね。文法説明の限界ですね。
なんでもあまり鵜呑みにしない方がよいということでしょうか。。