訳さないほうが
火曜日の多読クラスで聞かせていただいたお話の中に、お手本にしたいと思う英語がいろいろありました。
“Go Away, Dog”というお話。
公園で遊ぶ男の子に犬がまとわりつきます。男の子は「犬は嫌いなんだよ」と言ってさかんに追い返そうとしますが、犬は彼を気に入ったのか離れません。
しまいに男の子も根負けしたか、まんざらでもなくなったか、次のようなことをいいます。
“You are not bad for a dog.
訳したくはないのですが、つい癖で脳内翻訳が働いてしまいます。
「おまえ、犬にしては(犬の割には)悪くないな」とでもいう感じ。「おまえは他の犬とは違うな」という含みが感じられます。
“She looks young for her age.”(彼女年の割に若く見える)のforです。
いっぽう、Kiyomiさんが紹介してくれた次の英語は・・・日本語にすると面白くありません。
“Two lunches was one lunch too many.”
野暮な訳をしようとしないで、このまま、英語のまま楽しんだ方がいい例ですね。
でもこんな応用は可能かも。
The last dish of tuna was too many.「最後のマグロひと皿が余計だった(食べ過ぎた)」回転寿司でありそうな英語ですね。