言葉の問題?社会の問題
I went to a hospital.というと英米人はビックリするといいますね。
英語ではI went to see the doctor.とかI saw my doctor.とかいうのがふつうです。
どうして病院へ行ったのにhospitalでは大げさなのでしょうか。
それは英語の問題ではなくて社会のしくみの問題です。
日本でも今でこそいきなり大きな総合病院に行くと初診料を余計にとられる時代になりましたが、少し前までは普通のことでした。
英米ではふだんは個人の医院で見てもらいます。そして専門的な診療が必要とわかると大きな病院に行くという順番です。
だからhospitalと聞いて「大ごと!」とびっくりするのです。
このように社会の違いによる言葉使いの相違は多々あります。英語ばかりでなく広く見聞を広げておくことが必要になります。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
黒人がメジャーリーグで野球できるようになったのはそう昔のことではないようですね。
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・もはや奴隷ではなくなった・・・no longer便利ですね
・黒人を使う最初のMLBチームになった・・・あとから修飾する英語のお手本を真似ましょう
・その後優秀な黒人選手が続々加わった・・・「〇〇が増える」というときはmore and more~を第一の選択にしましょう。
※人を雇う/使うときに日本語同様useを使うこと・・・いつも面白く感じます。
★今日のじゃれマガ 全文
The Negro Leagues
On Sunday, Major League Baseball celebrated the 100th anniversary of the Negro Leagues. After the Civil War in 1865, black people in the U.S. were no longer slaves, but they could not live and work like white people. The great black baseball players could not play in the Major Leagues, so they made their own leagues. They had many fans and were very successful for about 30 years. In 1947, the Brooklyn Dodgers (now the L.A. Dodgers) became the first MLB team to use a black player, Jackie Robinson. After that, more and more great black players joined the MLB, and the Negro Leagues disappeared.