虫?昆虫?
昨日のオンラインEVでこんな話が出ました。
「虫は英語で何でしたっけ!?」
「bugでどうでしょうか?」
「え?知らなかった」
「insectは知ってますか?」
「ああ、そうだった。忘れてました」
だいたいこんな会話だったと思います。
ふだんの会話で「昆虫に刺された」なんていいませんね。「虫に刺された」ですね。
「昆虫図鑑」といいますが「虫図鑑」というでしょうか。
同じ意味でもその場に応じて言葉を使い分けることがわかります。
ふだん着の言葉では「虫」。よそ行きの言葉、書き言葉では「昆虫」、という住み分けが日本語にはあります。
前者は古くから民衆の生活に根差した言葉で「大和言葉」とも呼ばれます。
後者は大陸から入ってきた漢字で、教養人が使った、生活に根差さない言葉です。漢語とも呼ばれます。
英語にもよく似た住み分けがあります。
1000年以上前から生活の中で使ってきた英語と、数百年前にフランスの貴族が支配階級となって入ってきたフランス語由来の英語がそれです。
bugは前者の言葉、insectは後者です。
動詞でもbuy(買う)とpurchase(購入する)、get(手に入れる)とobtain(取得する)などなど。
その他ありとあらゆる場面でこれら2種類の英語があります。
英語にも日本語のようにふだん着とよそ行きの言葉があるということを知っておけば、だんだん区別がつくようになります。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガは面白く、易しい英語で毎日配信される素晴らしい教材です。その英語はとても良いお手本です。じゃれマガからもっと学ぶためのヒントを提供します。
★今日のじゃれマガーその要旨
Earth Dayが50年前の今日始まったそうです。
★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・環境を護るよう政府に要請するため集まった
・環境がいかに大事か理解している
★今日のじゃれマガ 全文
Happy Earth Day!
Today is the 50th anniversary of Earth Day. It started in the U.S. after a terrible oil spill (“sekyu ryushutsu”) near Santa Barbara, California. The oil spill killed many birds and sea animals. At that time, large American cities such as Los Angeles and Denver had very bad air. People all over the country came together on April 22, 1970, to ask the government to protect the environment. New laws were made over the next few years. Since then, Earth Day has become a global event. Now people understand how important the environment is, not just in their own countries, but all over the world.
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