英語は後置修飾だから

昨日の続きになるかどうかわかりませんが・・・

小説でもニュースでも長~い文が平気で出てきます。
接続詞やカンマなどでいつまでも続いてなかなかピリオドが来ません。

どんなに長い文でも先へ先へとどんどん読み進むことができれば問題ありません。 おソバをツルツルと食べるように後戻りなしで。

でも関係代名詞などでは後戻りしてしまい、「どうして戻らずに読めるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。

native speakerは後戻りするでしょうか?
しませんよね。

なぜしないのでしょうか?
そういう頭の構造だからですね。

なぜ頭の構造が違うのか?同じ人間なのに。
英語という後置修飾の言葉を使っているからそれに慣れた構造になっています。

日本人は言わば前置修飾の言葉に慣れているのでそういう頭の構造になりました。(ふつう前置修飾などといいませんが)

例を見てみましょう。

後置修飾とは、
I broke a glass that my son bought me.

前置修飾とは、
息子が買ってくれたグラスを割ってしまいました

上の例文でわかるようにグラスの説明を、
英語ではグラスの後から、
日本語ではグラスの前にします。

英語では後からゆっくり説明ができるので、つい次々説明を加える傾向があります。次のように、

I broke a glass that my son bought me yesterday when he came home with Tim, his new close friend, who recently moved in from NY….
(グラスを割ってしまった、ちょうどそこへ息子がTimと一緒に帰って来た、Timは息子の新しい親友で最近NYから越してきた・・・)

このようにいくらでも付け足せます。
それを1つの日本語文にしようというのは不自然であり不可能です。

だから英語の後置修飾に慣れて、訳さず、後戻りせず、先へ先へ読むことに慣れるのが得策なのです。慣れれば可能です。

長くなっちゃいましたね。

    

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——今日のじゃれマガ——
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★今日のじゃれマガーその要旨
ミカンの仲間って本当に種類が多いですね。
今が旬のミカン類の話題です。

★学びたい英語/まねたい英語(特にお手本と思うところ)
・come into season・・・読んだだけでわかりますね。よいお手本ですね。
・同僚はco-worker/colleagueと覚えていますね。someone I work withとこんな風にも言えたら応用範囲は無限ですね。
・~でいっぱい・・・be full of~も無限の応用が可能ですね

★今日のじゃれマガ 全文
Full of Citrus Fruit
When I think of citrus fruit, I think of warm places. That’s because most of the oranges and grapefruit in the U.S. are grown in California, Florida, and Texas, and these states have warm climates. In Japan, however, citrus fruit is in season when it’s cold. Mandarin oranges (“mikan”) are coming into season now. My wife bought mandarin oranges the other day, and then her sister gave us more from her husband’s hometown, Kumamoto. I was given some “sudachi” from someone I work with, and the next day, my wife got more from a friend of hers. My house is now full of citrus fruit!

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