英語は口を見られる
英米人は英語を聞くとき口の形を見ると書きました。(サングラスって不審?12/31付)
私たちはそこのところをおろそかにしがちです。
ネイティブスピーカーにとっておそらく一番聞き取りにくい日本人の発音はcomfortableではないかと思います。
comのmの音は口をつむって出さなくてはなりません。ところが次にfの音が続くのでmで口をつむることが難しく、ほとんどの人はつい口をつむらず過ごしてしまいまいます。
でも口をつむらないとnの音に聞こえ(見え)てしまい、聞いている(見ている)相手は???となります。
やむなくカタカナで書くと、カンファタブルではなくて、カムフタブルです。
ネイティブでも面倒なので、実際はカムタブルと言っているとPhilip先生は言いいます。
つまりcomfortableという語にあっては、f は捨ててもm は絶対譲れないということです。
さらにf の音も日本語の「フ」とは全然違うので一度しっかり覚えることをお奨めします。
その他、mとn、vとb、thとsなど、音も違いますが、口の形を見ながら聞く音ことの多い音です。