英語でどういうの?
「・・・って英語でどういうのですか?」という質問が飛び交います。
考えてみると、英語で言えることもあるけれど、英語で言えないことも山ほどあります。
英語で言えない代表例として「よろしくお願いします」がよく挙げられます。
「よろしくお願いします、が英語にないの?!!」と多くの人が驚きますが、これは言葉の問題ではなくて文化の問題です。
新しい職場に入って「どうぞよろしくお願いします」というような場面では、英語圏なら”I’m looking forward to working with you.”などということが普通だといわれます。
直訳すると「一緒に働くことにわくわくしています」という感じです。
こんな例は数かぎりなくあります。
「英語でどういうか?」の前に、まず「英語圏でも同じようにいうのだろうか?」と考えたいものです。
「英語でどういうの?」ではなく、
「こういうとき英語(あるいは英語圏)ではどういうの?」と質問出来たら大きな前進です。