英語で「おととい」「あさって」は?
おとといのことを英語ではthe day before yesterday、あさってはthe day after tomorrowですね。でも・・・
Philip先生は「みんなにそのいい方を聞かれるけど、実際英語ではそういういい方はほとんどしない」といいます。
今日が水曜日なら、おとといはthis Monday※、あさってならthis Fridayと言う、といっています。たしかに頻繁にいうのなら、the day before yesterdayなんて長ったらしいいい方をしないはずですよね。
日本語では「月曜日に・・・だったね」というより「おとといは・・・だったね」という方が自然ですね。われわれは今日の前後2日間までに特別な親近感を持っているのかもしれません。もっとも「さきおととい」だの「しあさって/やのあさって」など際限なく「親近感」は延びますが・・・
あるいは、西洋人は「今日は何曜日か」を私たち以上に常に意識しているのかもしれません。
お国変わればしきたりも変わるということですね。
外国語を話そうとする時になんでも自国のしきたりを持ちこまないほうがよさそうです。
※この場合、last Mondayが正式とされます。でもPhilip先生によれば常識的にはthis Mondayと言うそうです。
ニュース英語も、何月何日ではなく、曜日で始まります。
最初は「これじゃ、いつだかわからない」と戸惑いましたが、1週間以内の曜日のことだと思えばいいんですよね。
曜日が大切にされるのには、文化、宗教、国土の大きさなど、いろいろなことが関係しているんでしょう。
そう言えば、「何曜日生まれですか?」と聞かれてびっくりしたこともあります。
「何曜日生まれ」ですか???
それこそが曜日を重視する民族の真骨頂ですね。
What day were you born on?って今度Philipに聞いてみましょう。