苦手な理由
昨日reported speechを苦手とする人が多いと書きました。
私にはその原因のひとつとして疑っていることがあります。また私の偏見ですが。
文法書や問題集には「話法」という項目のなかで直接話法、間接話法を対比させて徹底解説と変換練習をさせます。
その結果、学習者は「もともと直接話法があり、それを間接話法に直して話したり書いたりするのだ」と思いがちです。(実は私自身がそう思っていました)
同時に、「とてもややこしいものだ、上級者でもなければ使いこなせない」と決めつけかねません。
時がたって、そうではない、直接話法の言い方と間接話法の言い方はそれぞれであり、強いて対比し、強いて変換すれば、相関関係が見える・・・に過ぎない、と考えるようになりました。
私が生徒さんに伝えたいことは、なるべく機械的変換練習はしないで済ませた方がいい・・・時間はかかるけれど、やはりたっぷり聞いたり読んだりして自然にい身に付けるのがいい・・・ということです。
あるいはたっぷり聞いたり読んだりした人ならば、参考書の解説を読んで目からうろこがばらばらと落ちるでしょう。それなしで手っ取り早く参考書に飛びつくと・・・後遺症に苦しみます。また偏見でものを言ってしまいました。
::::::今日のじゃれマガ クイズ:::::::
今年は一番寒いレースだったのですか?
<前回の問題>
小林さんは何年間チャンピオンだったのでしょうか?
<前回の答>ひっかけ問題でした。文中ではそれには触れていませんでした。でも調べてみると6連覇したそうです。
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クイズの答え…「1番寒かったのは違う年で、今年は1番悪天候のレースでした」だと思います。