苦労すべきでない
「週末は休みます」と年末に宣言しましたが、案の定、窮屈になりました。私は書く場がある方がラクだということが分りました。また「ほぼ毎日」を復活します。(須釜)
以下本題です。
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多読の原則では、わからなかったら「飛ばし」て次に進むことを勧めています。飛ばしても意外に支障なく筋が分るものです。
でも、大事なところがどうしてもわからない、個々の単語はわかるのに文全体では何を言っているのかわからない、気になってしかたがない ・・・そんなときはどうしましょうか。たまたま翻訳本が手許にあるとしたら。
①すぐに翻訳を見る。
②翻訳にたよらず独力で読み取ろうと何度も何度も読んでみる。
かつての私は②でした。安易に①のように訳に頼っては力がつかないと思っていました。でも最近①のほうがよいと思うようになりました。
理由は、
第一に、「苦しむべきでない」からです。苦労していたら長続きしません。嫌いになってしまいます。
第二に、「意味は訳してわかるものではない」ことに気付いたからです。ここが大事なところです。
わからないものは何度読んでもわからない場合が多いものです。逆に、意味が分ったら「なんだそうか!」と納得できるものです。
わからないところは付箋紙を貼っておいて先生に聞きましょう。疑問は氷解して「なんだ、どうして分からなかったんだろう?」と思うと同時に、スッと学習されます。
それは「安易」とは違います。