粋な英語
粋な英語とは、私が勝手に思うだけで、ごく普通の英語なのでしょうけど、70歳過ぎても逃げ水のように手の届かない英語と付き合っている身には「粋だなぁ
写真はThe Japan Times alpha(3/17号)の16頁のEssayです。
筆者は京都で仕事をした経歴のあるシンガポール人です。
自分の国を特に子育てに優しい国だと思ったことはないけれど、最近シンガポールに移り住んだ日本人のSNS投稿に驚いたという話です。
子供を連れていると、乗り物の中で人々が席を譲ってくれるので驚いた・・・という話に。
この「席を譲る」を英語でなんと言っているかというと、
・・・give up their seats to her and her son on the train or bus
といっています。
give up=諦める と反射神経で覚えている人にはビックリしそうな英語ですね。
人のために何かを諦める・・・つまり譲るということですね。
give up=諦める 式の英語学習はなるべく早く止めないといけませんね。
この記事にもう一つ、面白い英語がありました。
子供を連れているとあかの他人でも声をかけてくれる、なかにはわざわざ手を貸す人も・・・このわざわざという行動を次の様に言っています。
Some go out of their way to be helpful.
なかにはコースを逸してまで手伝おうとする・・・ということですね。
こういう英語に出会うたび「粋な英語だなぁ」と思ってしまうのでつい読むのが遅くなってしまいます。