無駄な勉強
昨日次のようなコメントをいただきました。あまりにタイミングがよかったので使わせていただきます。
「・・・毎日1時間以上は英語の勉強をしています」。
私は「勉強」という言葉をなるべく使わないようにしています。勉強という行為は何を指すのでしょう?
文法書を読んだり、考えたり、問題集を解いたり、疑問が湧いて辞書や参考書を調べているうちに30分も経っていたり、いったい何を調べようとしていたのかさえ分からなって途方にくれたり・・・
そういう行為を「勉強」と呼ぶのでしたら・・・それは「ほぼ」無駄な勉強であり、時間の無駄です。これは私の経験からいっています。
勉強という言葉にはそういう誤解が含まれるので、私はなるべく「勉強しましょう」といわないようにしています。練習、実践、楽しむ・・・どの言葉もなかなかしっくりこなくて苦労していますが。。
毎日30分でも効果を上げようと思ったら、できるだけたくさんの生きた英語※を聞く、口に出す、読む・・・といった活動をすべきです。
水泳を例にとれば、水泳のトレーニングはとにかく泳ぐことです。プールサイドで何をやっても泳ぐこと以上に効果はありません。
英語は技能、つまり身体に覚えさせるものです。スポーツです。身体や五感をフル動員して、時間は短くてもエネルギーをかけましょう。
頭だけ働かせても「時間の無駄」です。間違った勉強で時間を無駄にしないようにしてほしいと切に願っています。
※生きた英語というのは、勉強のためのつまらない英語ではなくて、気持ちが沸き立つ、内容のある英語ということです。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日のお楽しみ。
He talked about the good things ( ) happened last year. (彼は昨年起きた良いことについて話しました)
昨日の答:gave
素直な気持ちでこたえます。to
答え:thatかwhatだと思います。
クイズの答えは関係代名詞 目的格の「that」だと思います。
無駄な勉強に関してですが、、、
以前のアスマチさんのお言葉にもありましたが
「悩む」とか「無駄」とかは個人によると思います。
自分が必要だと思ったことをやっている時は、
ハタから見て無駄だと思っても、
当人には無駄ではないと思います。
でも無駄に気付いて、迷った時にはアドバイスを
請いたいと思います。
みらいには良いアドバイスを下さる先生方が
沢山いらっしゃるので安心しています。
アスマチも勉強は好きではありませんでした。もちろん今も好きではありません。
まじめだと勉強好きだと思われますが、と~んでもないことです。
でも、英語に浸るとか、触れるとか、英語を使うとか、英語で考えるとか、
とにかく英語と向き合うことが今は楽しくなりました。
クイズの答えがずらりと並び、アスマチの頭は混乱状態です。
答えは、which か that だと思います。
しかも関係代名詞たらなんやらいうならば、主格といわれるものだと思うし、
先行詞とかいうものが、the good things だと思っていました。
昔の不勉強が今日の自信のなさにつながると思うと、
やっぱり勉強も大事なのかな~???
でも、つまらないし、アスマチにはどうでもいいことなんですよ~。
それより、どうやったら発声できるのか不思議な英語っぽい発音とか、
粋なもしくは合理的な言い回しとかしびれます。
ぺらぺらでなくてもぺえ~らぺえ~ら、くらいに話せる日が、
1年後とはいいませんが10年後くらいには来ますように。
あっ、「主格」かな、、、
、、、「不覚(フカク)」でした(-。-;
今日の試験、もう一っ恥かいて来ます(^o^)/
「無駄な勉強」などといって真面目に勉強している人には酷だったかもしれません。でもこれは、私自身の痛切な反省、そして、たくさんの仲間、そしてこの10年ほどは生徒さんに私の力不足で指導しきれなかった反省が込められています。