火に油
米国では大変なことになっていますね。
ミズーリ州で黒人少年を射殺した警察官を大陪審が起訴しない決定がなされ、住民の一部が暴徒化しました。
そんな折も折、今度はニューヨークでも同じような事件に同じような決定がなされ、また暴動が起きました。
こんなとき「火に油を注ぐ」といいますね。英語にもadd fuel(燃料を足す) to the fireという表現があります。
さっそく英語サイトを見てみると、案の定そこらじゅうにadd fuel to the fireがあります。
grand jury decision(大陪審の決定) fuels protesters’ fury(怒り)という書き方もありました。この場合fuelを動詞で使っています。
私たちも火に油を注ぐような軽率な言動に気をつけなくては。それには先ず最初の火を起こさないことですね。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日のお楽しみ。
I believe all these experiences will help me ( ) my future career. (これらすべての経験が私のこれからの仕事に役立つものと思います)
昨日の答:to
grand jury decision の決定に抗議することになるのは、不幸な結果でしょうが、
抗議が起きないほうがもっと不幸だと思いませんか?
日本は一見平和ですが、私たちの国で暴動が起きないのは幸福なんでしょうかね? ええ、幸福ですね。
でも、何があっても暴動どころか正当な抗議さえも起きないのではないかと、思うことがあります。
クイズの答えは、with でしょうか?
意思を表明するのは暴動より選挙で投票ですね。