派生語
じゃれマガ(クリック)は中高生が読めるように易しい英語で書かれています。
ただ水曜日だけは少しレベルの高い言葉が使われます。
昨日の英文もタフだったかもしれませんね。 タイトルからしてInvasive Speciesでした。これは侵入種、つまり外国などから運ばれてきて繁殖した動植物のことです。
InvasiveはわからなくてもInvader(侵入者)なら知っていませんか。
invade(侵入する/動詞)を知っていたら、
invader(侵入者/名詞)、
invasion(侵入/名詞)
→an invasion of privacy(プライバシーの侵害)
invasive(侵入した/形容詞)
→an invasive war(侵略戦争)
というように、関連する単語が芋づる式に覚えられます。
こうした単語群を英語ではderivatives(派生語)と呼びます。
デリバティブって数年前よく聞きませんでしたか。金融投資の世界で「金融派生商品」というものもこう呼ばれます。
派生語と仲良くなると語彙が爆発的に増えますよ。水曜だけは辞書を引いて読むのもいいですね。
追加:掲載後に偶然こんな単語にも出会いました。
noninvasive diagnosis
「侵入しない診断」ってなんでしょうか。身体を切ったり傷つけたり
しないで外部から(たぶん赤外線その他を利用して)診断する方法です。想像をふくらますと派生語って本当に面白いですね。
::::: 今日の英語クイズ:::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日。
This victory may be the ( ) of a new start for Ishikawa Ryo.
この勝利は石川亮の復活ののろしとなるかもしれない
昨日の答:fine
クイズの答えのみ。 sign でしょう。
クイズ参加ありがとうございました。