水泳と英会話
昨日のSさんのお話を聞いて、私の経験を思い出しました。
カナヅチだった私は40才頃、水泳教室で泳ぎを覚えた妻にくっついてプール通いを始めました。毎週土曜日、妻の指南を頼りに一人黙々と練習しました。
泳ぎの練習は水との格闘でした。平泳ぎが何とかできるようになると念願のクロールの練習です。手と足がバラバラで溺れそうになります。息継ぎができなくて何度水を飲んだか知れません。
制限時間2時間の終わりごろ、クタクタになりながらやっと水と仲良くなれた気がして、「これだ、この感じを来週思い出そう!」と帰途につきました。
1週間後、水に入ると「これだ!」はどこへやら、また水と格闘です。そしてまた2時間後に「これだ!」と再会です。毎週毎週同じことを繰り返して、「なんと水泳は難しいのだろう」と思う日々でした。
あるとき、連休だったのか3日間続けてプールに行きました。
2日目に水に入ると、驚くことに、前日の終わりの「これだ!」を身体が覚えているではありませんか。身体は水によく馴染み・・・泳げる距離を大きく伸ばしました。
3日目も前日の「これだ!」からスタートして、さらに距離が伸びました。
会話練習もこれと似ていると思います。週に1度では、毎回振り出しに戻っていることになります。
1時間よりも2時間、週1回よりも2回のほうが(出来れば毎日ですが)、間違いなく成果が上がるはずです。