歌と英語
先週、仲間の洋カラコンサートを見て(聴いて)きました。
いつもは自分も出演者ですが、今年は諸事情で観客に回りました。
ふだんは「同じアホなら歌わにゃ損損」の私ですが、この日は演目24曲をゆっくりと堪能しました。ソロもよかったけれど、デュエットやコーラスの素晴らしさが強く印象に残っています。
ところが歌った皆さんからは「ミスをした」「外した」・・・と思いがけない言葉がたくさん。
私も人並みの耳を持っていると思いますが、とても堪能しました。それなのに歌ったご本人たちは不満足・・・どういうことでしょう?
聴き手と歌い手では精度が違うのかもしれません。歌い手はさんざん練習してきて完成作品が頭の中にあるので、それと少しでもズレると「やっちゃった!」と思うのでしょう。
でも聴き手にはそれほどのものはないから、十分堪能する・・・私の仮説です。
ミスなど気にせず大らかに歌うほうが「結果はよい」ことを大発見しました。
これは英語にもいえると思います。
完璧な英語を話そうなどと思うと口が重くなるばかりです。native speakerではない私たちが完璧な英語を話そうなどという「間違った幻想」を持たなければ、もっと英語が口から出ると思います。
先ずどんどん話して、英語を話すことに慣れてきたら、おいおいきれいな英語に磨いていきましょう。