未練
「未練を英語でどういうか」が問題になったという話を聞きました。
「未練」という日本語にとらわれて一歩も動けなくなった生徒さんの困った様子が目に浮かびました。
日本語から出発するとこういう苦労が絶えませんね。
言葉が出る直前に想い(アイデア)がフッと浮かんだはずです。
でも大人の頭の中では、そんなアイデア(想い)があったことにも気付かないくらい一瞬で「未練」という言葉に置き換わります。
「未練」が立ちはだかるともういけません。元のアイデアに戻れなくなってしまいます。やむなく「和英辞典を引こうか」となったり・・・
もしアイデアに立ち返ることが出来れば、
「あの人を忘れられないな・・・①」とか
「まだ好きなのかも・・・②」とか・・・
もっと基礎的な言葉でいえます。
①なら、I can’t forget him.
②なら、Maybe I still love him.
あるいはI (still) miss him.など易しい英語でいえます。
日本語から英語に換えるのではなく、アイデアから英語にすると苦労は減ります。
たくさんの英語に触れることがそのための方法です。
多読多聴もそのひとつです。