日本語訳がないことの意味
英語クラブのTさんと個別おさらい会(ネット上)でお話したおり、英語クラブでの毎日について次のようなお話もお聞きしました。
「基本どれも日本語訳がない教材なので初めのころは苦労しました。でも半年近く経ってやっと慣れてきました。」
考えてみればこれはすごいことです、この日本にあって。
私自身、夢中になって勉強した40代の10年間が基礎となっているのですが、NHKラジオ講座をはじめほとんどすべての教材は日本語訳が伴ったものでした。そしてそれがどれほどマイナスであったか気づいたのはかなり後年のことでした。
もっと生の英語を日本語訳なしに浴びなければ自立はおぼつかない…ということに気づいてからは、微力ながら啓もうに努めてきました。
日本語訳が完備した教材のみで勉強していると、
・日本語訳に頼ります
・自分の解釈と訳を照合して確認する癖が定着します
・書かれた日本語訳が絶対だと感じ、自分の役に自信が持てなくなります
・照合に時間が取られて英語を読むことが面倒に感じられます
・訳さなければいけないと思ってしまいます
・訳がない英語が怖くなってしまいます
・そしていつまでも自立できず・・・英語を聞けない、読めないまま
という大きなマイナスがあります。
Tさんは約5か月間、当初からの会員さんたちは1年余り、このように日本語なしの本場の英語を毎日浴びています。これは日本中の英語学習者のなかで非常に特異な人たちであろうと思います。
——今日のじゃれマガ——
じゃれマガがまだ難しい人のために、ヒントを提供しています。このヒントをバネに、読む習慣をつけてもらえればうれしいです。
★今日のじゃれマガーその要旨
今日はウィキペディアについてのお話。皆さんは使っていますか。私は毎日使いますが、まだ寄付をしたことはありません。
★難しい英語・まねたい英語
信用できないと考える人もいる このことをどんな英語で言っているか…勉強になりますよ。
寄付を求めるメールをよこした この英語も…あなたもこのように書けますか。
※今日のじゃれマガはこちら(クリック)