日本語は曖昧
「さあ、何を書こうか。今日もクイズでお茶を濁そうか」などと考えていたところ、アスマチさんのコメントに「ピカッ」ときました。まさに天の助けでした。
昨日の問題文はこうでした。
It sounds like they are pushing information into your head.
アスマチさんのコメントにこうあります。
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「それらが知識を頭に詰め込んでいるかのように聞こえます」
ごまかしたのですが、実は they が何を指しているのかわかりません。
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訳は立派にそれらしく見えます。正直に告白されなければ「正解!」となりそうです。でもtheyが何を指すかわからないという告白です。
ここに英語を学ぶ際の大きな問題があると感じました。
英語と比べると日本語はとても曖昧なところがあります。分かっていなくても分かったように装うことができます。itやthey、youが何を指しているかわからなくても「それらしく訳すことができてしまいます。それでよしと思っているといつまでもしっかりわからないということになりがちです。
ざっと粗く聞く、読む、ことをお奨めする私ですが、実は精密に聞く、読むことも大事です。
「いったいどうすりゃいいんだ?」と聞かれたら、8対2の割合がいいでしょうと答えています。粗いばかりでもダメ、いつもいつも緻密にやるのも続きません。
英語はあらゆる(真逆とも思える)方法を組み合わせて学びましょう。
このtheyは塾、塾の先生、業者・・・そんな全体を指しています。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の文はどんなことをいっているでしょうか。参考訳は明日。
Kumon has become popular in the U.S., so when I saw a Kumon school in Portsmouth where my sister lives, I wanted to find out how they described themselves.
昨日の参考訳:まるで塾では生徒の頭に知識を押し込んでいるようです