日々変化が
英語を勉強している人に共通する悩みの1つは、いくら勉強しても進歩が感じられないことです。私もそれで悩みました。20年たっても「これだ!」という解決法は見つかりませんが、思うことはいろいろあります。
外国語を身につけるにはとても時間がかかるので半年1年で目覚ましい変化は期待できない、という厳しい事実があります。でも目覚ましい変化は見えなくても「小さな変化」は絶えずあります。
一例として、多読クラスの生徒さんとお話していると感じることがあります。
皆さん毎日毎日本を楽しんでいますから半年たつと何百冊、語数にして何十万語を読みます。
「こんな本が読めるようになった」「○○を久しぶりに読み直したら、前は気づかなかったことが色々あった」「○○に挑戦してみたらちょっとまだ早くて、□□に戻ったら改めて面白かった」等々いつも変化を感じています。
1冊1冊ごとに様々な世界と出会って、いつも満ち足りているようです。私も20年前に多読を知っていたらと恨めしく思います。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日のお楽しみ。
Why were they lining up ( ) this heat? 参考訳:なぜ人々はこの暑さの中並んでいるんだろう
昨日の答:to
辞書の例文に in the hot weather(暑い中)とありましたので
【答え : in 】だと思います。
多読の仲間は、同じ本を何回も読んでいます。
何回読んでも面白いものは、面白いからです。
アスマチ、Mr. putter & Tabby をまた読んでいます。
今日も、ふと気づきました。
ポッターさんが、子供の頃の夢想を
dreamed of 〜 と語っているのに、
年をとった今でもたくさんのことを夢想し、
それを dreamed about 〜 と表現しているのです。
この of と about の使い分けに注目してみると、
またまた面白みが増します。
子供のたわいない夢と比べ、
長く生き、様々な経験を経た今、
さぞかし思慮深く、高尚かつ壮大な夢が描かれる、、、
愛すべきポッターさんの物語、
どこか、ホロリとさせられ、微笑まずにはいられません。
HENRY & MUDGE, PINKY & REX, MAGIC TREE HOUSE,
MARVIN REDPOST, これらのシリーズ全部オススメです。
クイズの答えは、in 以外は思いつきません。
think of/about やhear of/aboutなど、ネット上に親切な質問コーナーがあり、いろんな人がいろんなことを答えていますが、結局どちらも同じように使われるようですね。
dream of/aboutについて、前者は主に目標を、後者は主に実際に寝て見る夢を表す場合が多い、と言ったり、例外も多々あると言ったりしています。
同じだと思ったほうが楽そうですね。
先生ありがとうございます。
アスマチ、深読み(?)しすぎたようですね。
でも、そんな勘違いもこれからずっとたくさん
読んでいくうちに自然に修正されていくのではないかと
楽観しています。