新年の初授業
正月ぼけという顔もなく、皆さん元気に登校して昨日から授業が始まりました。
夜7時の中級クラス改めListening Classでのこと。Mさんがテレビでたまたま流れた英語がわかったりすることが増えて、「聞き取りがよくなった実感があります」とうれしい報告をしてくれました。
このクラスは昨年4月からNHKニュースを聴き始め、10月からはみらコレに移行しました。「これまでこんなに英語を聞いたことはない」というくらい聞いてきてしっかり成果が出てきました。
毎週毎週山ほど「聞くもの」が提供されますが、「多すぎることもない」「苦痛でもない」と聞いて安心しました。聞き流せばいいだけですから当然と言えば当然ですが。
夜8時の基礎1クラスでは、英国の小学生が読むテキストOxford Reading Treeで英語のまま理解する練習をしました。かわいい絵とユーモアあふれるストーリーに助けられて「英語でわかる」ことを実感し、皆さんだんだん夢中になってきました。
続いてみらくるドリルの練習です。週を追うごとに少しずつ正答率が上がることが皆さんのふだんの練習ぶりをよく表しています。
英語の習得は最初が一番大変です。苦労は大きく喜びはわずかしかありません。でも力がつくほどに苦労は減り、喜びが増えます。行く手には楽しみがいっぱいです。
基礎クラスの生徒さんが本をいっぱい借りて帰る後ろ姿にはやる気のオーラが見えました。
::::::: 今日の英語クイズ:::::::
( )に入る単語はなんでしょう。答は明日。
In Korea, they give toilet paper and detergent ( ) gifts.
昨日の全文:Other cultures give salt so that you’ll have luck, and in some cultures they give wine so that you will never be thirsty.
久しぶりのコメントです。
今日のブログを読んで35年ぶりの謎がとけました。
アメリカに住んでいた時のことです。
ある晩、突然主人が同僚の韓国人を連れて帰宅しました。
その人が「韓国人は、初めて訪問するときに、必ずギフトを持ってきます。」と言って、うやうやしく差し出したのが、
どこにでもある台所洗剤、しかも、普通のスーパーの袋にいれたまま・・・私は内心、「奥さんに頼まれた買い物とギフトを渡し間違えたのでは?後で、奥さんのばかにされるぞ!」なんて思ってました。そうではなかったのですね。
文化の違いは知らないと誤解を招きますね。
今日の答えはasでしょうか?
多読クラスの初授業も刺激的でした。
2時間レッスンが始まり、いつものブックトークの後、
ドーンと脳を刺激する新方式がきました。
お正月ボケがすっ飛んで行きました。
心地よい刺激でした。
ケ・セラセラさん、35年間の謎が解けてよかったですね。
アスマチもカナダで、立派なリビングルームやダイニングルームがあるのに、
よくキッチンに通されて、変な気分になったものです。
日本じゃ、使用人か御用聞きの扱いなのに、
あちらでは、それが最高のおもてなしになるということを
ずいぶん後で知りました。
あなたはもうお客様ではなくお仲間よ、ということらしいです。
クイズは、アスマチも同じく as と答えます。
奥に変われば品変わる・・・お二人とも得難い経験をしたのですね。