多読tips(8) 愛すべきキャラクター達
多読クラス担当のKumiko先生のtipsシリーズです。
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人気投票をした訳ではありませんが、多読クラスの皆さんとお話ししていると、お気に入りのキャラクター達の名前が出てきます。
まずはORT (Oxford Reading Tree) の家族達、特にFloppyの人気が高いようです。
Stage 2の“A New Dog”では、Floppyがどうしてキッパー達の家族に飼われるようなったかがわかります。この本を読んで、Floppyがますます愛しい存在になった人も多いのではないでしょうか?
犬といえば、Biscuitの文句無しのかわいらしさも人気です。
易しい本なので、早い段階で読んでしまった方も多いと思います。日本人にも好まれる画風ということもあるかもしれませんが、とにかくかわいい!やることなすことすべてがかわいい!女性だけではなく、男性にも抵抗はないようです。
最近の人気はダントツでGeraldですね。
Elephant and Piggieというシリーズに登場する象くんです。早とちり、思い込み、心配性、そして一人で大騒ぎ。「私の性格と同じなので…」なんていう声も聞かれます。大親友のPiggieの存在が、全てをハッピーエンドに変えてくれるのもいいですね。Kumiko’s Boxの中にあります。
そのKumiko’s Box の中では、Curious GeorgeのGeorgeも根強い人気です。
日本語版でも「ひとまねこざる」として昔から知られています。シリーズ第一作目の ” Curious George”(1941年発行)は、YL1.3/927語という立派な絵本です。いつか持って来ますね。
さて、動物が続いていますが、私はというと、ORTのDad、お父さんのファンです。
父親らしくふるまっていたかと思うと、突然子どものようにはしゃぎ出したり、けっこうドジだったり。でも、家族のことをとっても大切に思っていて、いつも子どもたちを楽しませようと一生懸命。ついつい応援したくなります。
皆さんは、誰のファンですか?教えてくださいね。(Kumiko Uozumi)
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私もFloppyにはぞっこんです。なかなか理解されないでうなだれるところがたまりません。(須釜)
須釜先生、Floppyとひょっとして共通点があるのでは…?
あらあら、失礼しました。
日本のお母さんでDadを好きでない人なんていないのではないでしょうか? 仕事を理由に子どもを顧みなかった罪深い中高年男性に読ませたいシリーズですね。そしてせめて「いく爺」だの「盲爺」だのになってほしいわ。
私が大好きなのはKipper。「Kipper’s Laces」以来Kipperが出てくる本は、何度も読んでしまいます。Chipに対抗していくところがかわいくてたまりません。「ついつい応援」どころではなく、抱きしめて窒息させそうな勢いです。
こうしてみると、男の子が二人いなくて本当によかったと思いました。下の子をえこひいきして、二人ともだめにしてしまったかも知れません。(?)
Kiyomiさん鋭い!
そうか、私はFloppyを自分に重ねていたんだ。やっとわかりました。