多読tips(20) チャンクで話す(2)

 前回は、話し言葉は書き言葉と違って、思いついたことがつながっていくもの、ということを書きました。 
 例えば、下の英文を見てください。これは、ある本からの抜粋で、アメリカ人どうしの会話をそのまま記録したものです。「お酒を飲んで困ったことは?」と聞かれて、こう答えています。(答えている時は“しらふ”です。笑)
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Um, not too much, but I … that I remember … but I think I just tend to say a lot more than I think I want to say, and I can tell that it’s coming out, but I can’t stop it!
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 どうやらこの人は、困ったことはあまりないけれど、言いたいと思ったこと以上におしゃべりになって、わかってはいるけれど止められないようです。
 話し言葉ですから、言いよどんだり、繰り返したり、ぼかしたりしているところがあちこちにあります。こういうのを読んだり聞いたりすると、ネイティブスピーカーでもそうなんだ…とホッとしますね。では、そういう部分をカットした上で、全体の流れをチャンクに分けて見てみましょう。

 こうして見ると、チャンクの連鎖でいいのだということがよくわかりますね。

いいい
(Kumiko)
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本当にホッとしますね。こんな話し方でいいのなら、頭の中で英作文しないで、どんどん思ったまま話しましょう。Kumiko先生ありがとうございました。(須釜)

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