多読tips(17) チャンクで読む

チャンク

長い文を読む時には「チャンクで読むとよい」という言い方を聞いたことはありませんか?
チャンクとは、もともと「固まり」「ぶつ切りにしたもの」という意味で、「チャンクで読む」とは、文を「意味の固まり」でとらえながら読みましょうということです。

つい単語1つずつに目を奪われてしまう傾向がある方なら、もう少し大きな「意味の固まり」で捕らえていくことだと考えればいいですね。
逆に文全体を行きつ戻りつ読んでしまう傾向がある方なら、小さな「意味の固まり」に分けて読み進めることだと考えてみてください。

いずれにしても、前回の多読Tips⑯「電光掲示板」(クリック)的に、前へ前へと、英語の順番どおりに読んでいく時の手助けになるはずです。

前回と同じ例文を見てみましょう。
I was reading the book you gave me when my husband came home delightedly with exactly the same book in his hand. It was the last copy at our nearby bookstore.

これを「意味の固まり」ごとに、そして、その映像を頭に浮かべながら読んでみてください。
小さなチャンクごとにアンダーラインを引き、大きなチャンクの間には/を入れてみました。”the book”の後では、「それは…」という気持ちで、テンポよく次の”you gave me”を読んでくださいね。

では、どうぞ!
I was reading the bookyou gave me / when my husband came home / delightedly with exactly the same book in his hand. / It was the last copy at our nearby bookstore.

いかがでしょう? 日本語に直さずに読めましたか? 実は、この読み方、話す時にもとても役立つんですよ。
それについては、また今度 ^^ (Kumiko)
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Kumiko先生、ありがとうございました。
写真はスタバのチョコレートチャンククッキーから拝借しました。(笑)
どこまで1つのチャンクにするか・・・決まりはありませんね。上達するにしたがって1チャンクの語数は多くなってもいいですね。(須釜)

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