多読Journal (18)
ひさびさKumiko先生の多読クラスからおすそ分けです。
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August 5, 2014
またしても久々の多読Journalです ^^;;
まずは、ブックトークです。
Yさんのオススメは、Eeek!(1,344 words)。ジェーンが家族とバケーションを過ごすことにしたのはステキな名前の島。そこで出会ったモリーという同年代の女の子はちょっと変わっていました。海に潜るのが得意だったり、海底のことをよく知っていたり、不思議な貝殻を集めていたり、暑いのにいつもジーンズをはいていたり・・・。その島の名前は、Mermaid Islandでした。
Yさんは、以前、紹介してくれる本にたくさんの付箋を貼って来て、それぞれのページに書いてある文をつなぎ合わながらお話ししてくれました。それはとてもすばらしいものでした。でも、今日はその付箋がありません。大丈夫かしら?…と思っていると、何ということでしょう、まるで見えない付箋があるかのように、すべてご自分の言葉であらすじを語ってくれました。しかも、本文はジェーンの一人称“I”で、現在形で語られているのに、Yさんは “Jane” や “She” を使って過去形でお話ししてくれたのです。けして暗記して来たということでもありません。その場で考えながらです。本当に感激しました。
K3さんからは、Nana Upstairs & Nana Downstairs(絵本 / 705 words)。日本語版のタイトルは「上のおばあちゃん下のおばあちゃん」です。トミーが週末に遊びに行くのはおばあちゃんの家。その家には、一階で元気に働くおばあちゃんと、二階で寝たきりのひいおばあちゃんがいます。トミーはどちらのおばあちゃんも大好きです。でも、ある日…。
みらいに以前からある絵本の中から借りて帰ったK3さん。ブックトークの前に、まるごと読み聞かせをしてくれました。私自身はこの本のこともストーリーも知っていたのですが、とても感動しました。ストーリーそのものもそうですが、もっと感動したのはK3さんの読み方です。
多読クラスに入った頃の読み方は、まだつっかえつっかえで、発音も不安そう。こちらもつい字を追ったりしてしまいました(ごめんなさい…)。ところが、この日は、流れるような、しかもしっかりストーリーが伝わってくる説得力と優しさに溢れたすばらしい読み聞かせでした。実は、あまりにステキだったので、私もこの本を買ってしまいました。K3さん、ありがとうございました ^^(Kumiko)
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Kumiko先生、ありがとうございました。皆さんの成長うれしいですね。ご本人たちはそのことに気付いていないかもしれませんね。
多読は、時間がかかるけれど大きな力を育ててますね。氷山は、見えているのは1割、9割は水面下にあるそうですが、そんな大きなものを感じます。
Nana・・・、私も感動した本の1冊です。年のせいか、あんな風に静かに終えられたら一番だなあと思います。(須釜)
::::: 今日の英語クイズ:::::
昨日からの続きものです。
次の ( )には何が入るでしょうか。答は明日。
I hit the bug ( ) a stick, but it was very hard and didn’t move. It was just a plastic bug! 棒でたたきましたが、虫はとても硬く、動きません。プラスチックの虫だったのです。
昨日の答:still
sitという動詞も「座る」だけではありませんね。船が港に停泊しているのもsit。じっとしている様子を表します。
クイズの答えは、with でしょうか?
あらためてNana・・・を読んでみました。
本当に心に染み入ります。
皆さんに知ってほしいです。