多読クラス1年間の報告(2)
昨日に引き続き、1年間多読クラスを受講された皆さんからお聞きした感想です。
★もったいない
以前は辞書を引き引き難しい本を読んだこともありましたが、今になってみれば「なんと無駄なことをしていたのか」と思います。あんな読み方をしても力がつくどころか嫌いになるばかりでした。
でも当時は易しく読める本がほとんどなかったのですから仕方がありません。
今はみらい英語学校に多読クラスがあり、読み切れないほどの蔵書があるのですから、これを利用しないのは「なんともったいない」と居ても立ってもいられない気分です。
★成果は(その前半)
1年やってきて、約500冊、30万語近く読みましたが、目に見える成果はまだ示せません。でもいろいろな変化があります。
その一つは、英語の構造に慣れたことです。
英語は初めに結論を言って、そのあとに次々と説明を加えていく言葉です。
日本語は逆で、長々前置きをして最後に結論をいう言葉です。
私たちはそういう頭の構造になっているので、どうしてもすっきりとした英語が話せません。でも多読のおかげで英語の思考に慣れた気がします。圧倒的な量を読んだ(まだまだですが)おかげだと思います。
(後半はまた明日掲載します)