多読しませんか
Kiyomiさんにリレーエッセイを書いていただきました。
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昨年10月から多読を始めてちょうど1年がたちます。
現在私は、YL（読みやすさレベル）1.5くらいの本を読んでいます。YLは、本を選ぶときの目安になります。このYL1.5の本というのは、イギリスの小学校の低学年用の本に当たると私は考えています。
「1年かかってやっと7歳程度なの」とがっかりされるかもしれません。でも考えようです。
日本にいながら1年で、イギリスの子どもが7年かかって覚える英語を習得したとしたら、これはすばらしいことではありませんか？
イギリスの子どもたちの生活の中から、場面や状況、会話を通して、生きた英語を読んでいくので、感覚的に言語が体にしみこんでいく、といった感じです。
そうはいってもこちらは大人なんだから、そんな子どもの読む本は退屈でお断り、という方もいますね。
でもご心配なく。多読用の図書には英語圏の子供向けのLeveled Reader=LRのほかに 非英語圏の大人向けGraded Reader=GRがあります。みらいには後者のGRの本もたくさんあります。青春小説やミステリー、SFなど幅広く読めます。
私はLRとGRを飽きないように適当に取り混ぜて読んでいます。読むだけでなく、CD付の本もたくさんあるので、聞くことも楽しんでいます。サウンド効果は絶大で読書が突然映画になるようです（ちとオーバーかな）。
多読を始める前の私はみらい図書の中から読みたい本を適当に選んで、辞書を片手に一生懸命読んでいました。YL２～３あるいはもっとレベルの高いものを選んでいたと思います。1年間に30冊が目標でしたが、かなりハードな道のりでした。
YL0.0から始めて、この1年で500冊以上も読みました。それなりに充実感があります。自分のレベルに合った本を読んでいるほうがずっと楽しい、というのは実感です。そのほうが知らず知らずのうちに身にもつく、というのは希望的観測で、今後みずから検証していきたいと思います。
人生のおしまい近くに（どうさばを読んでも初め、中、終わりに分ければ、この表現に落ち着きます？？）とてつもない楽しみを見つけた気分です。
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Kiyomiさん、エッセーありがとうございました。そして多読クラス２年目の受講ありがとうございます。
１年間で530冊35万語読んだのですね。2年目にどんな世界が見えて来るか、私もお聞きするのを楽しみにしています。（須釜）
kiyomiさん、7歳の英語圏の女の子の感覚で、英語本が読めるというのは、どんな感覚なのかしらと興味があります。
きっと多読2年目には、Ladyに成長していることでしょう。
肩肘張らず、自然体で、英語本が読めたら楽しいでしょうね、憧れます。
KiyomiさんのエッセイにKimiyoさんがコメント、知らない人にはややこしいですね。。。
そうでなんです！2年たったLadyぶりが楽しみなんです。毎年次々育って行ったらなんてすばらしいことでしょう。